為替は消去法

世界的にコロナの感染がどんどん広がっていますがブラジルなど中南米エリアもひどいことになってますね。
欧州は落ち着いてきていることもあり、ユーロに資金が戻ってきています。
米国と中国の関係悪化もあり、欧州へマネーは避難しているのでしょうか?
オーストラリアも米国寄りの態度を示しており、中国との結びつきが薄れつつあるようです。豪ドルも中国の材料にあまり反応しなくなっています。
南シナ海で何やら有事となればオーストラリアと日本は米軍に協力する形になるため通貨の避難先としては、とりあえず欧州ということかもしれません。
ユーロ/円は読みにくいので、ユーロ/ドルの動きを見ておきたいと思います。
7月は見事に一本調子に上げています。
コロナショック前の高値も大きく超えてきたことで、ドルに対するユーロ高の動きは中期的に続く可能性があります。
為替は株と違って、消去法的に見て安全そうなところに動いていく性質があるので、悪くても他の国がもっと悪ければ相対的に見て良いとなってしまうのです。