米中開戦?

米中の貿易戦争がいつの間にか本当の地政学リスクに変わってきました。
香港をめぐる対応について米国や欧州も批判を強めていましたが台湾、南シナ海などアジア周辺での衝突が8月以降に起こる可能性が指摘されています。
8月下旬から9月中旬に何か起こるとの予想が多く、マーケットもいつまでリスクオンの流れが続くか雲行きはかなり怪しくなってきました。
なぜか日本のマスコミはあまりニュースにしてませんが英字新聞などではかなり大きく報道されているようです。
例年、8月初旬からお盆は相場が崩れやすいというアノマリーがありますが今回はサブプライム・ショックくらいのショックは想定しておきたいです。
まさかリーマン・ショック級の大暴落まではいかないと思いますが。
さて、為替は一足先になんだか円高というかドル安が進行してます。
ドルが106円を割り込んでしまったことで方向性としては下方向への動きが出やすくなります。
日米の企業決算の結果に目が行きがちですがアジアの地政学リスクのニュースもできるだけ拾っていかないと危険な状況ではないでしょうか。