期待感はあっても

世界的にロックダウンの解除への期待が高まっています。
しかし、先週末の雇用統計が戦後最悪を記録するなど現実の数字はかなり厳しいものになっています。金融緩和と期待感から株価は大きく戻していますがコロナ問題が世界経済に与える影響を考えると相場は少し楽観的すぎるように見えます。為替相場はそれほど楽観的な動きにはなっていませんが株と原油価格が悲観的になってくると円高方向への動きが加速するかもしれません。
アフターコロナはニューノーマルな世界になっているという話もあり、元の生活が戻るかどうかはまだわかりません。
失業、倒産もまだまだこれから増えると思うので、どこが底なのかわからないという恐怖もあります。
リーマン・ショックの時と違って、本当の金融危機はまだ来ていないという予想も多く、今年、来年は気を引き締めていかないといけません。
巣ごもりトレーダーが増えているという話もありますが相場は突然急変するものなのでポジションは適切なサイズをキープして取引したいです。